ライド

毎年恒例?紀伊半島縦断串本ライド

概要

1年に1度は再訪したい場所がいくつかある。
美山伊勢。そして、今回の串本

どれも魅力があり、何度でも走りたくなる道である。
串本の場合、奈良県の秘境と呼ばれる十津川村を縦断し、紀伊半島の南端まで走る。
山と海の両方を楽しめるコースだ。

何より、Goo○leマップとかで検索していただければ分かるが、いつも走るようなルートとは縮尺が異なる。
(片道行ったっきりだからであるが

このルートを見て、第一声は「アホっぽい」(褒め言葉)だった。
何故、急峻な山、酷道も多い紀伊山地を越えなければならないのか。

ただ、「アホっぽさ」と言うのは、走るモチベーションとして至極大事で
「何故こんなことをやっているのか」と言うのも良いスパイスである。
(サイクリストはドMか、ナルシストの二つに分類される。。。ハズ

もちろん、過ぎたるアホっぽさは蛮勇となるのだが……。

10月の中旬、KeiOS氏から去年の串本ライドのルートなどを聞かれた。
「おぬし、あのライドをやるつもりなのか!?」と、思いつつ前回の懸念点などを伝えた。
私のような行き当たりばったりではなく、入念な準備と工程管理をされる方なので何の心配もしていなかったが。

そんなこんなで話しているうちに、「一緒にどうですか?」とお誘いがあった。
一度は都合がつかず断念したものの、日程を再調整していただき参加することが出来た。

ご一緒させていただくにあたって、不安がないと言えばウソとなる。
2か月前の伊勢ライドでの180kmを走った以降ロングライドは全くしていない。
知った道という、アドバンテージはあるが足を引っ張らないか心配だった。

KeiOS氏のライドの記事は下記となる。

もはや、私の記事は要らないんじゃないかな。。。

説明しよう!エクストリームライドとは……

今回の串本ライドは、エクストリーム(極限)ライドに位置する。
エクストリームライドとは、
1.距離が200km超
2.エスケープ不可
3.足切り時間が厳しい


「1.」に関しては、言わずもがな。
「2.」は、五條~新宮までの120km。 電車がなく、トラブルがあった場合に輪行することが出来ない。
「3.」は、串本~大阪への最終列車が18:35 である。

以上のことから、入念な準備と時間管理が必要である。
伊勢ライドはエクストリームに近いが、静岡へ走った(さわやかハンバーグライド)はエクストリームではない。
恐らく、「2.」の比率が私の中では大きいのだろう。
※ あくまでも私の中での基準である。

早朝の集合~五條

(いつも通り)仕事が長引き、1時間ほど仮眠。

4時半に柏原のコンビニへ集合のため、3時半には出発したい。
(いつも通り)「なっちは遅刻魔」……。5分遅れて到着。

出発前にKeiOS氏がカメラのメモリ―カードを忘れたとツイートを確認したので、
遅れたせめてもの罪滅ぼしに、予備のカードをポケットに忍ばせておいた。
(逆に言えば、KeiOS氏が呟いた時間には、集合場所まで20kmほどあるのに家でぬくぬくしていたということである

出発。
R165 で奈良県へ。
奈良県へ入るのに楽なルートの1つだろう。
日中は交通量が多く使いたくない道だが。

Photo by KeiOSさん

穴虫の交差点で、大和高田バイパスへ。
バイパスと言う名前と、入口の風貌から自転車通行不可のように見えるが、通行可能である。(2019年11月現在)
道路も広く走りやすい道である。

Photo by KeiOSさん

ひたすら葛城山、金剛山のふもとを南下。

Photo by KeiOSさん

五條に入る直前で夜が明けてきた。
R168は明るくなってから走りたいので、タイミングとしては良い感じだ。

Photo by KeiOSさん

五條IC付近のローソンで補給。
ちょっとペースを上げてしまったが、遅刻した分は取り戻せた。

これ以降コンビニはほとんどないため、しっかりと補給。
時間帯によっては、道の駅も営業時間外である。
前回は道の駅にもパッと食べられそうなものがなかったので、新宮まで無補給だった。

KeiOS氏にイートインで補給を提案したが、断られてしまった。
「先は長い、まだノンビリする時間ではない」と言うことか。
確かにいいペース出来たので、ここでペースを崩したくないのはある。

ちなみに、気温は4度。さすがに半袖&指ぬきグローブでは寒いので、お味噌汁を。

山岳区間のご褒美は秋刀魚寿司と足湯

前回はr732(県道険道)で山岳区間を越えたが、選択しなくて正解だった。
※ 理由は後ほど分かる
今回は、五條以降はR168トレースで新宮まで。

大きな登り区間は、五條~吉野路大塔のみである。20kmほどで600mアップ。
「登りは頑張らない」。ロングライドの鉄則だ。
KeiOS氏から、廃線になった五新線の話を聞きながら登る。

峠とうふ店。
ヘアピンカーブの先にある豆腐屋だ。
(某公道レースの曲では「DEJA VU」が好きである

残念ながら定休日だったが、油揚げが絶品らしい。

Photo by KeiOSさん

ピークにある、新天辻隧道。

Photo by KeiOSさん

トンネルを越えた先は。。。濃霧でした。
r372 でアプローチしてたら走れないところだったかもしれない。
視認性を高めるため前後のライトを点滅に。

道の駅「吉野路大塔」にて小休止。
予定より10分遅れているが、ここからは下り基調なので挽回可能だろう。

Photo by KeiOSさん

十津川村へ到着。

ちょっと疲れたのでKeiOS氏を先頭で。
私のブログって、○○さんと走りに行きました!と言っても、
何故か人の姿が映っていないことが多いんですよね。

谷瀬の吊り橋。

高所恐怖症の気があるので渡りません。

綺麗な道だし快走路である。
対向車が追い抜きするのに、こちらの車線を走ってきたりとヒヤリとすることもありましたが。。。
(とっさに路側帯に退避してなければ、正面衝突してたんじゃないかな。

道の駅「十津川郷」にて。
前回は野菜しかなかったのだが、今回は食べられるものがあった。
秋刀魚寿司。

柚子で香りづけされた秋刀魚に酢飯。不味いわけがなく。
結構ボリュームだが、1本ペロリと。今回のMVP。
三重、和歌山、奈良など、このあたりでしか食べられないらしい。

少しの間、足湯でリフレッシュ。
踏んだだけで足の指先が攣るなど、末端の疲労は気が付いたときには手遅れ。
ということが多いので結構気を使ってたり。

快走路を経て新宮へ

山と川に沿ったバイパス(七色高架橋)微妙な下り基調に綺麗な路面。
R168 は、開発が進んだ新道と旧道のコンビネーションが最高なんですよね。

あっという間に、和歌山県へ。

十津川(熊野川)は、石灰が混ざるので独特の青色になることで有名。
川の色も地質などで千差万別で面白い。
また、R168は熊野川に沿って伸びているので、河川の成長を見守るルートでもある。

先日の雨もあるのか、今回は濁り気味である。

熊野本宮大社へ。

ヤマザキショップにて補給。
しかし、「熊野本宮大社から新宮までは下り基調」と、先ほどの休憩時にKeiOS氏に誤った情報を流してしまう。
ここから先は5m登って、10m下るような細かいアップダウンが続くルートである。
(サイクリストは噓つき。。。

五條を超えてから、約100kmぶりの信号停車。

瀞峡めぐりの里熊野川にて小休止。
さっき肉まんを食べたのだが、消化スピードが遅く、糖分が欲しかったのでアイスクリームを。
紀州南高梅ソフトクリーム。甘すぎずさっぱりと食べられる。

引き続きR168を。どんどん川幅が広くなる。

新宮市へ到着。

Photo by KeiOSさん


名物である、めはり寿司を食べても良いのだが、ガッツリと食べたかったので餃子の王将へ。
スタミナセット(麺大盛)で。
猫舌なのに大盛を頼んだ影響で、お待たせする形となってしまった。

眠気と脚痛のKeiOS氏にカフェイン錠を。(ロキソニンは断られてしまった
何かあった時のため、という名目で携帯しているが、基本的に使うことはない。

特に、ロキソニンに関しては胃腸を荒らすので、内臓に負荷がかかるロングライド中におススメはしない。
ライド後にどす黒いブツを垂れ流すことになる。

ちょっとした寄り道(聖地巡礼)

空腹も満たされ、再度出発。
新宮から串本間は基本的にR42である。

さっきまで山間を走っていたが、次は海である。
山、川、海と楽しめ、R168->R42の分かりやすいルートであることも串本銃弾ライドが好きな理由の一つである。

潮岬まで43km。

私の希望で、JR那智勝浦駅へ寄り道。

こちらに来た理由は、「温泉むすめ」の等身大パネルである。
南紀勝浦 樹紀ちゃん。

せっかくなので、アクリルキーホルダーを購入。
観光案内所の方から、ステッカーをいただいてしまった。

2020/07現在、温泉むすめは123人?123柱?。
等身大パネルがあるのは53人である。

ライブに行ったり、イベントへ行ったりなど熱心なファンではないのだが、
近くに寄った際は見に行くようにしている。

温泉宿に関しては、一人用プランが増えれば、もう少し遠方の聖地巡礼が出来るのだが。。。
部屋の大きさがある以上、仕方がない面は多い。

熊野三山にちなんだオリジナルキャラクターもいるようだ。
左から、「速玉 ナギ」「那智 霧乃」「本宮 てるて」とのこと。

本州最南端へ

出発したいところだが、道の駅だいじ でドリンク補充とトイレ休憩。

トイレがホテルのロビーのように奇麗だった。
(さすがに写真は撮っていない

この時点で15:30。日没は17時。
本州最南端の碑まで30km弱。間に合うか微妙なラインである。
私が遅刻したから。。。猫舌だから。。。などと走馬灯を見ている場合ではない、
ひとまず頑張ってペダルを回すこととした。

Photo by KeiOSさん

16:15。串本へ到着。
180kmを超えてから、24kmを45分(グロス30km/h)である。

目的地の最南端までは7km。
間に合うことを確信して「何とか間に合いましたね」と言いつつ、ペースダウン。

到着。

残念ながら曇りだったため日没を見ることは叶わなかったが、満足。

締めは海鮮丼で

ひとしきり写真を撮り、ご褒美に去年と同様に政美寿司へ。

大将から「兄ちゃん、去年もけえへんかったか?」と。
まさか、覚えているとは思わなかった。

そうこうしているうちに、海鮮丼が到着。
こちらも去年同様、ご褒美としては最高の逸品である。
魚が多すぎて、ご飯が足りない。

大将に「また来ます!」と伝え、ゴールの串本駅へ。

くろしおへ(新大阪着の最終電車)。

無事を祝してKeiOS氏と乾杯。
色々とあったが、やりたいことは出来たので良かった。

そして、片道輪行の良いところは、帰りに飲めることかもしれない。
色々と話し込んだ気もするが、ウトウトしているうちに天王寺へ到着。

我々が半日かけた道を3時間程度で帰ってくるのだから、文明とはすばらしいものである。

最後に

KeiOSさん、お誘いいただきありがとうございました!

一人で走った道も、異なるメンバーで走れば違った見え方、新しい発見があり、それに伴うドラマがある。
来年はさらに道連れを増やして、この楽しさを共有したいところ。
(これを書いているのは「来年」の2020/07である)

今回の走行データ

走行距離:227.7km
走行時間:9:01:31
平均速度:25.2km/h
獲得高度:2,063m

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