概要
Shimano WH-6800(アルテグラホイール)のインプレっぽいものを少々。(響きがカッコいいのでやってみたかっただけ…。
前置きとして、
- 鈍感な脚
- パーツの知識が皆無
上記のため、あくまでも他のホイールとの相対評価的な事しか書けません。ご容赦ください。
結果から書くと、
「良くも悪くも万能ホイール。ロングライドにはもってこいだが、激坂・レースには厳しい」
ただ、2017年以降にWH-6800 と同価格帯で後継者的なホイールがどれにあたるのか…分からん。
⇒ WH-RS500になるのかな。
スペック
名称 | Shimano WH-6800 |
---|---|
重量 | 1640g(カタログ値) |
使用タイヤ | Panaracer RACE A EVO3 – 23C |
Continental GRAND PRIX – 23C | 走行距離 | 5000km(2017年11月現在) | 使用場面 | ロングライド |
クリテリウム | |
ヒルクライム |
低速域 | ★★★☆☆ |
---|---|
高速域 | ★★☆☆☆ |
加速性能 | ★★★☆☆ |
巡航性能 | ★★★☆☆ |
登攀性能 | ★★☆☆☆ |
正直、この価格帯(実売3万円台)でこの性能が買えるならアリだと思います。
競合他社には、レー3・ゾンダ がいますが…。
重量面で見れば、
ハイエンドのカーボンリムのホイールには負けますが、
アルミ+カーボン(アルカーボン)のホイールとは同等ですし。
普段使い用、雨天用などに向いているのではないかと思います。
あとは、見た目で選んじゃえば。
所感
速度帯・シチュエーションで考えてみる。
●発進時:0 ~ 25km/h ぐらい?
マイルドで、脚にやさしい感じなんじゃないかな。(低反発枕を踏んだイメージ
悪く言えば、タイムラグがある。
例えば、発進時。
「0 → 100 → 50」みたいにダンシングで加速すると、ウーンと感じますが、
「0 → 50 → 50」でまったりと踏んであげると、いい感じに巡航域に乗ってくれます。
なので、発進時もシッティングでのんびりと加速することが多かったです。
●巡航時:28 ~ 33km/h ぐらい?
私は貧脚なので、これぐらいの速度しか出ませんが…。
一番美味しい速度域なんじゃないかと思います。
ちょっと頑張って、35, 6km/h ぐらい。
ハブが優秀なのかな?脚を止めてもそこまで速度は落ちないです。
ラチェット音は静かです。(ママチャリみたいな音
●高速域:38km/h ~ ぐらい?
そもそも私が貧脚(略。
頑張れば42km/h ぐらいまでは出ますかね。(キープは無理
クリテのインターバル、中切れの対応で使用する45 ~ 47km/h はキツイ。
(ビギナークラス等の、一番下のカテゴリです。
このあたりの速度域になると、踏んだ時のタイムラグが気になります。
●ヒルクライム
1桁勾配の場合は、全然問題なし。
(このホイールで富士ヒル出ましたし、特に不満はないかも。
2桁勾配になると、横剛性の低さ?が気になります。
ダンシングした際に力が伝わらない感覚。
清滝峠、勝尾寺は行けるけど、六甲はキツイ感じでしょうか。
とはいえ、縦剛性の低さはあまり感じないため、
シッティングで淡々と登る私には、そこまで気にならず。
問題点
タイヤ交換が辛い!!!
単に私が下手なだけかもしれませんが…、
チューブレス対応リムのため、タイヤを嵌めるのが途轍もなく硬いです。
硬いと噂のPanaracer と合わさった時にはもはや手が付けられない…。
(タイヤレバーで持ち上げて、何度チューブを破ったか数えられません)
でも、それ以外の目立った問題点が見つからないですね。
(万能ホイールと書いた所以です
最後に
衝撃吸収性も良く、ロングライドでは十分に使えるホイールではないでしょうか。
峠も激坂でなければ問題なく登れると思います。
と、インプレと言うより使った感想をつらつらと書いてみました。
現在、WH-6800は友人の手に渡りました。
鉄下駄 → WH-6800 で良く回るホイールと感想をいただいております。