ライド

ミス連発で大惨事に!?酷道を越えて秋の美山へ

概要

久しぶりにロングライドがしたい!
今年はまだ美山に行ってなかったんですよね。

琵琶湖経由で美山へ+α概要 DARUMAさんからのお誘いいただき、琵琶湖経由で美山へ行ってまいりました。 事のなれ初めは、DARUMAさんのブログ「g...

何人かに声をかけたところ、きゃぷちゅんさんに快諾?いただき
・きゃぷちゅんさん
・私
の2人で行ってまいりました。

猛威を振るった台風21号の影響で芹生峠は通行止め。花背峠は紅葉の時期もあってか車が多そうなイメージ。ルート選択に悩みます。
…あるではありませんか、東側から花背峠に合流する道が。

前回の美山ライドで某氏が引いたルートをトレースしつつ、前回の反省点である
「わざわざ琵琶湖からアクセスするメリットが無かった」
琵琶湖経由でなく、鯖街道で大原からアクセスするルートに変更。

まさか、あんな大変なライドになるとは…。

朝膳を食べに大原へ

4時集合の予定でしたが、準備に手間取り30分遅らせることに。
半袖ジャージに、インナーはおたふく手袋を選択。

ということで集合。お待たせいたしました。

清滝峠を越えて大阪を脱出。
パワメの電池が切れたり、バタバタしたせいで空が明るい…。

いつも通り、R65で鳥谷池へ。

山岳賞~。
写真撮るのは初めてかも。

このあたりで、気温は4度を記録。
流石に半袖ジャージと指ぬきグローブでは凍える…。

京都市内を抜ける予定でしたが、明るいので木津川CRを北上。
寒すぎるので強度を上げて体を温める作戦。

さくらであい館にて休憩。
きゃぷ氏にバレないよう大人しくしていたのですが、(既に50km、TSS100弱…ちょっと不味いかも。

「ここまでで既に50kmっておかしくね?」とツッコミをいただきました(笑
本来ならば、淀川CRで走れば30kmもない場所なのです。

ここからは桂川、鴨川で出町柳の方へ。鴨川は何度か階段を上り下り。誰か鴨川のうまい抜け方教えてください…。

ホワイトバランスがおかしいですが、R367(鯖街道)へ。

里の駅大原へ到着。朝膳を。お漬物が美味しい。
ここから山岳区間かつ、補給場所がないので吸収率を考えてご飯でなく、お粥を選択。

粕汁もいただきました。
もうゴールしてもいいよね…。

山岳区間に悶絶

このまま帰りたい気持ちを抑え出発。例の峠は大原からスグソコです。

見えました国道もとい、酷道477号線。一気に車通りが無くなります。

前ヶ畑峠
距離:5.2km
平均斜度:6.6%
関西ヒルクライムTT – 峠資料室より

きゃぷ氏にも上記のコースプロフィールだけは伝えておきます。
清滝峠より少し長いくらいだよ(小声

前半の雰囲気は、好きなんですよね。

2車線から1車線になるところからが本番。
後半2kmは弱は平均15%程度の激坂が続きます。

きゃぷ氏の度重なるアタックに悶絶し、写真を撮る余裕など無かった…。
苦しませるつもりが、坂バカのきゃぷ氏を逆に楽しませる結果となったようです。

なんとかゴール。

疲労困憊だ…。

酷道の百井峠を最新の注意をしつつダウンヒル。
斜度も15%超えですが、何より路面がひどい。

百井別れ。

そのまま花背峠へ。
思ったよりサイクリストが多くてビックリ。皆さん坂好きなんですね。
そして、またしてもきゃぷ氏は行ってしまったので、ノンビリと登攀。

花背峠を登ると一旦山岳区間は終了。
ここからはご褒美区間。

山間を抜けていく道が最高なんですよね。

やます小学校(八桝小学校)とバス停。田舎感が好き。

山村都市交流の森 翠峰荘へ到着。空腹なので山菜親子丼でも…。

花背トレイルランが行われていて、
翠峰荘は更衣室、浴室になっているらしく。

野外模擬店にて、サンドイッチと唐揚げを。お粥だと腹持ちが…。

メインディッシュの美山へ

お腹も落ち着いたことですし美山へ向けて出発。
私は疲れたので、きゃぷ氏先頭で。

10%勾配の看板が見えると佐々里峠の開始。

割と脚が限界なので、登りはノンビリと。

途中いい感じの場所があったのでパシャリ。

峠のピークでようやく京都市を抜け南丹市へ。

少しずつ色づいてきてますね。

引き続きR38をトレース。
このあたりは微妙な下り基調なので、登り区間サボった分を取り返す。

由良川の看板が見えると美山はもうすぐな感じがする。
(地図で見ると残り12kmほどありました。

14:30。出発して10時間。ようやく美山へ到着。
150kmで10時間なので掛かりすぎですね…。

せっかくなので少し探索。
白川郷も好きだけど、美山のほうが観光地感がないので好き。
初ドライブが美山ということもあって、ちょっと思い出の場所だったり。

お腹が空いたので昼ごはんにしましょう。
美山おもしろ農民倶楽部
美山かやぶきの里から1kmほど進んだところにあります。

サイクルラックも完備ッ。

ホットドックとソーセージセットを注文。ホットドックのソーセージはプレーン・チリ・スパイス・鹿から選べます。今回はスパイスを選択。

美味しいソーセージに満足したところで、気が付きました。デザートを食べていないと…。

道の駅 美山ふれあい広場にて、美山牛乳のソフトクリームを。

漆黒の復路

写真少な目です。この時点で16時。
ホットコーヒーとアイスクリームでまったりと休憩。
到着した頃はバイクの方々もいっぱいいましたが、食べているうちに誰も居なくなった…。

バイクですら帰っているのに、今この時間に自転車。
これ、マズいんじゃ…

というか、日没は17時。
うん、無理だ。

あと、心配なのは気温の低下。
夜間走行は安全運転すれば良い、疲れた中での気温の低下は流石に辛い。

R19でとりあえず山岳地帯を抜けましょう。
実際、結構焦ってまして(笑

神楽坂トンネルに歩道がありました!本日一番テンション上がったかもしれない。
(南行。すなわち美山 → 日吉 側の道路にあります

本来ならば、神楽坂トンネルを迂回して原峠を走る予定だったのですが、ショートカット。

雰囲気よくて好きな道なんだけどなぁ。これにて、7kmほど短縮。
(過去の写真です)

暗くなる前にこの山間部は抜けねば大変なことになる。

17:00 スプリングスひよしへ到着。
22km 45分。我ながら良いペースだ。

ここまで帰ってきたら知った道だ。日没に備えて準備を。
持ってきてよかったvolt800×2本。

R25を南下し亀岡へ。
自分の写真はボケボケだったので、きゃぷ氏からお借り。

(photo by きゃぷちゅんさん)

亀岡にてコンビニ休憩。寒いのでお味噌汁を補給。
「固形物食えんわ」とか言ってたけど、その前に肉まん食ってましたわ(笑
丈夫な胃腸に感謝。

きゃぷ氏は背負ったルーザーズバッグ(輪行袋)を使用するか悩み中。
実際、亀岡まで出ると電車で帰るも自走で帰るも時間変わらないんですよね。

悩んだ挙句、自走で帰ると決意。
(サドルバッグ単なるオモリになっただけじゃないですか…。

亀岡から大阪へのルートは何パターンかありますが、
夜間でも何度か通ったことのあるR43(清阪峠)ルートを選択。

おそらくR6使ったほうが楽なんだろうけど、疲れた際に経験のない道を通るのは賢明でないと判断。
はたして正しかったのか、どうだったんだろう。

R407 → R46 → R43。
真っ暗だ。

(photo by きゃぷちゅんさん)

ボケボケだけど、清阪峠のピークで大阪へ突入。
何度通っても夜間の清阪峠はちびりそうになる。

そのままダウンヒルして、R114へ。
寒さが限界のため茨木でコンビニへ。文明の光がこんなにありがたいとは…。

そのまま茨木の町中を抜けて、淀川できゃぷ氏と解散。
緊張が解けたのか、眠気が来て顔叩きながら帰宅しましたとさ。

最後に

きゃぷちゅんさん、ありがとうございました。
計画通りいかず色々とご迷惑をおかけいたしました…。

タイトルの通り、今回はミス連発の印象が。

1.服装のチョイスミス
半袖ジャージ+おたふく手袋の裏起毛のインナーを装備。
今回は最低気温4度、最高気温20度近くの寒暖差のある日でした。

気温4度にはキツく、当然ですが夏用インナーと比べると速乾性に劣るため
ヒルクライムで汗をかいて、ダウンヒルで汗冷えしてしまいました。
(特に北進していたため、ダウンヒルは影が多かった。

2.ルートミス
初っ端の訳のわからない清滝峠越えだったり、鴨川のルートだったりチョイスミスだったかなと。

3.休憩が多い
個人的には堪能できたからいいかなと思っている節もありますが。
ロングライドが久しぶりというのもあって、大目に休憩しました。
4時~22時。18時間ほど活動して走行時間は11時間弱。
結果として、7時間ほど停止している計算に。
後悔はしていない。

4.ペース配分の誤り
1.とも関わってきますけど、朝があまりにも寒すぎた。
温めるためには強度を上げる必要があり、ペースが乱された感がありますね。

里の駅大原でTSS150越えてましたし…。

他にも色々とあった気はしますけど、
思い返すと楽しかった。
それでいいかなと。

苦しみもちょっとしたスパイスですし。
次はどこへ行こうか。

今回の走行データ

走行距離:249.3km
走行時間:10:48:35
平均速度:23.1km/h
獲得高度:2,373m

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