ライド

龍神、白浜の温泉へ山岳ライド

概要

とあるツイートが目に留まった。

先週、葛城山にボッコボコにされた際、缶バッチを布教したおもちっこさんのツイートである。
PEAKS前の山岳ライドの練習として、走っていたらしい。

2022年8月当時、パネルが設置されている近畿圏の温泉のなかで、唯一未踏の龍神温泉。

先週、龍神温泉が最近パネルが設置されたと話はしていたものの、まさか、先越されるとは……。
いや、布教後1週間で行くとは思ってなかったw

龍神に向かうにはR42で走らない限り、山岳コース確定である。
200km、3800mアップなんて、復帰1週間かつ夏場にやるライドじゃないだろうけど、なんとなく対抗心を燃やし、ライドに臨むのであった。

出発から高野山大門まで

まだまだ脚力が戻ってきていないこともあり、早めに出発したいところ。

3時30分。
着替えや、輪行袋をサドルバッグに詰め込み出発。
白浜はどうしても人が多いため、鍵も念入りに。

今回のライドのお供は、前回に引き続き「南紀勝浦 樹紀」ちゃん!
一番初めに購入したグッズでもあり、旅の頼れる相棒的な存在。

まずは、橋本へ向かうため、R170を南下。
日中は交通量の多い外環とはいえ、早朝は流石にガラガラ。

この季節は5時前で明るくなる。
しかし、夜明けが一番集中力が途切れやすいため、注意。

河内長野でR371へ。
天見駅への案内が。
南海高野線の廃線跡の「トトロ街道」が近くにある。

もうこの時点で逃げ出したいが、我慢して進むとする。

紀見峠に来たのは5年ぶりかしら。
昔、きゃぷちゅんさんがロードバイクを納車した時に走った記憶。

あの頃はまだリュックサックを背負って走っていたなぁ。
今は、一眼レフを背負っているのであまり変わらないのかもしれないが。

橋本へダウンヒル。目の前には雲の塊が。

6時。
ファミリーマート 橋本清水店にて補給。

一応、到着時間の確認という観点で補給地点で写真を撮っていたのだが、なぜこの写真を撮ったのかよく分からない。

いざ、高野山へ。
今回のピーク地点、ごまさんスカイタワーまで53kmもある。
すなわち、53kmは登りばかりということである。

矢立茶屋さんの横にあるトイレに行こうと思ったが、ハチの巣があるようで使用禁止になっていた。

流石に、野糞するわけにもいかないし……。
と、あたりを彷徨っていると、上きしや さんのところにトイレが。

もう少しで輪行すら出来ないところだった。

補給を兼ねて焼き餅を購入。

9時。高野山 大門にて。
高野山攻略完了。

龍神スカイライン

ファミリーマート 高野山店にてドリンクの補給をし、再出発。

ごまさんスカイタワーまで、29km。
脚はすでに限界を迎えている。

龍神スカイラインのはじめは5kmほど下り。
尾根に沿って走るため、登りばかりではなく下りもあるのが、ありがたい。
でも、直線で結べば楽なのに……。なんて考えなくもない。

脚が限界を迎えているため、写真を撮る。
という言い訳で休憩しつつ登ってゆく。

あまりにも遅すぎるせいか、虫が耳元で応援してくれている。
夏場の高野山、龍神スカイラインは虫よけ必須のようだ。

曇りがちの天気のため気温が20度前後しかなかったのが、唯一の救いか。

野迫川村あたり。
r734で十津川のほうへ抜けられるらしい。

かなりの険道のようなので、同行者を連れて元気な時にチャレンジしてみたい。

11時30分。
何度鳴ったか分からない、ClimbProの「登りですよ!」ってアラート音に心を折られつつ、ごまさんスカイタワーへ到着。

現在は、レストランの営業はやっておらず、2階はイートインスペースとなっていた。

ひとまず、ダウンヒルに備えて軽く補給をする。
黒ごまソフト、チーズケーキ、うめドリンク。

火照った身体に心地よい。

龍神温泉

ここまで来たらもうウィニングラン。(あとひとつ峠を残しているけど……

20kmのダウンヒル。
雨が降ったのか、路面が濡れているため、安全に。

道の駅 龍神 にて、「龍神 晴(りゅうじん せい)」ちゃんの缶バッチを購入。

グッズ取扱店の案内を貼っていただいているの助かる。

12時40分。

さて、龍神温泉の温泉を楽しむことにしよう。
お邪魔したのは、龍神温泉元湯 さん。

龍神温泉(和歌山県)、湯の川温泉(島根県)、川中温泉(群馬県)が「日本三美人の湯」と呼ばれている。

泉質は、重曹泉(ナトリウム炭酸水素塩泉)。
泉質からも美肌の湯ということが分かる。

大変良い湯だった。
お肌がツルツルで、上がってからもずっと触っていたくなるくらいw

そして、2022年7月2日に設置された「龍神 晴(りゅうじん せい)」ちゃんの等身大パネル。

声優さんのサイン。

龍神村に伝わる陰陽師の能力を持つらしい陰陽むすめ。人を不幸にする呪いは一切やらないが、祈祷によって状況を変えることができるらしい。とてもポンコツなので出会った人はキツネにつままれたような感じになる?

龍神晴 – 温泉むすめ

伝説の陰陽師、安倍晴明からのデザインかしら。

平安時代、天皇にも仕えた陰陽師・安倍晴明は何度も熊野詣でに随行したと言われています。殿原の里にはこの地を訪れた晴明を住民が祭った晴明神社があるほか、晴明が妖怪を封じた「猫又滝」など晴明にまつわる数多くの史跡が残っています。

安倍晴明社 – 和歌山・南紀 スポーツ合宿案内

温泉街の雰囲気も喧騒から離れた感じで大変良い。
ずっと佇んでいられる。

のんびりとしていたいところだが、急に空模様が怪しくなってきた。

もう少し散策したいところではあるが、出発することにする。

龍神温泉より20kmほど。
道の駅 龍游にある、こすげ茶屋 さんにて、あまごの露煮定食。

道の駅 龍游にて1000円以上の買い物で、ステッカーを。
(先述の、こすげ茶屋さんは対象外なので注意

営業が終了していたので、食べ損ねたのだが、しいたけバーガーがとても気になった。
次はリベンジしたいと思う。

白浜温泉へ

15時。
仕事終わりにそのまま出発したため、道の駅で15分ほど仮眠。
r29をひたすら海沿いへ。

見慣れない青看板だなと、見ていたらラウンドアバウトのようだ。

実物を見たのは初めてだ。

奇絶峡への最後のヒルクライム。

進行方向は怪しい雲が。

とか、写真を撮っていたら、瞬く間に雨が。
雨のダウンヒルは本当に神経をすり減らす……。

海沿いへ出たら、R42へ。
後はのんびりと。

とれとれ市場にて、帰りの電車で食べる食材を入手。

白浜温泉は、ホテルシーモア さんで。

駐車場の奥にサイクルラックも設置されており、とても助かった。

白浜、有馬、道後と日本三古湯と呼ばれ、歴史の古い温泉である。

泉質は、炭酸水素塩泉。
弱アルカリ性となることから、お肌の角質が取れ美肌になると言われている。

海を一望できるロケーション。
プールのように深めの立湯もあり、疲れた脚には最高のお湯だった。

売店には、「白浜 帆南美」ちゃんのSDキャラver.のパネル。

白浜駅にて輪行。
とれとれ市場で買っておいた、刺身・穴子寿司とビールで祝杯。

戦利品

龍神 晴ちゃん
・缶バッジ
・ステッカー

白浜 帆南美ちゃん
・缶バッジ(SDキャラver.、ホテルシーモアver.)
・アクリルキーホルダー(SDキャラver.、ホテルシーモアver.)
・ポストカード

今回のタイムテーブル

距離区間距離到着出発場所
0km03:30自宅
57km57km06:1006:30ファミリーマート 橋本清水店
82km25km09:0009:00ファミリーマート 高野山店
113km31km11:3011:50ごまさんスカイタワー
134km21km12:4013:40龍神温泉元湯
156km22km14:3015:20道の駅 龍游
194km38km17:3017:45とれとれ市場
197km3km18:0019:00ホテルシーモア
203km6km19:30白浜駅

最後に

今思い返しても、よく完走出来たなという感想しかない……。

道中、何度か雨に降られた影響で、紀伊田辺に抜けるまで気温が25度以下ばかりだった。
というのが、助かった点かもしれない。

しいたけバーガー、白浜の観光協会(等身大パネルがある)が、心残りなのでまたリベンジしたい。

今回の走行データ

走行距離:202.8km
走行時間:9:34:36
平均速度:21.2km/h
獲得高度:2,919m

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